ソースコードからビルドしたPerlをplenvで管理する
独自にコンパイルされたperlや自分で少しソースコードをいじったperlもplenvで管理したいなーと思ったのでやってみました。
基本的にrbenvなどと同じようにできるようです。
手順
1. Perlのソースコードを入手する
2. コンパイルする
取得してきたPerlのソースコードの中に ./Configure
というファイルがあります。
このファイルを実行することでMakefileが生成されます。
plenv管理下のperlは通常 $HOME/.plenv/versions/
以下にあり、その中にあるディレクトリの一覧が plenv versions
で表示されるようになっています。
なので、以下のようにplenv管理下のperlがあるディレクトリの中にインストールされるようにオプションを指定してMakefileを生成します。
(${version_name}
が plenv versions
で表示される名前になるので適宜設定します。)
./Configure -Dprefix=$HOME/.plenv/versions/${version_name} -de -Dversiononly -Dusedevel -A'eval:scriptdir=$HOME/.plenv/versions/${version_name}/bin'
Makefileの生成が終わったらコンパイル、テスト、インストールを実行します。
make
make test
make install
3. 使う
インストールが終わったら plenv versions
で先ほどインストールしたperlが表示されているはずです。
無事インストールが完了していれば plenv local
などで設定して使うことができます。
参考にしたの
あとは Perl-Build
のコードを見てみたり