WEB+DB Press Vol.115 の Perl Hackers Hub に寄稿しました
2/22 に発売される WEB+DB Press Vol.115 の Perl Hackers Hub に「動的なモジュールロードとの付き合い方」というタイトルで寄稿させていただきました。
恐れ多くも商業誌デビューとなります。
(他記事や他の作者の方を見て、僕のような未熟な人間がこのような場にいていいのかと改めて戦慄しています・・・)
記事の内容は以下のようになっています。
- Perlで動的なモジュールロードをする方法とハマりどころ
- 動的なモジュールロードで実現できること
- 動的なモジュールロードの活用
- 動的なモジュールロードで発生する問題とその対策
過去にブログで書いた記事や、昨年11月にYAPC::Nagoya::Tiny で発表したトークを実践的に深堀りした内容ですね。
Perlではほかの言語と比べ、言語の柔軟性や文化的な要因により動的なモジュールロードが利用されることが多いと思います。
実際、拡張性や実装の手間の削減といった面で多大な恩恵もたらすので、僕も仕事や趣味でよく利用してきましたし、 CPANでも動的にロードする処理をよく見かけます。
しかし、規模が大きいプロダクトや継続的にメンテナンスされるコードでは、動的なモジュールロードが原因で保守性が低下し様々な問題が発生する・・・という経験をしてきました。
そこで、改めて動的なモジュールロードでどのようなことができるようになり、どのように活用されているかをまとめ、その上でどのような問題が起きるのか、問題に対してどのような対策をうてるのかを調査したり考えた、という内容になっています。
動的なモジュールロードはなかなか扱いが難しいので、この記事で述べたことが使いどころの指針になったり、より保守性の高いコードを書くための助けになれば幸いです。
僕の記事以外にも、競プロの過去問からアルゴリズムを学べる記事や、iOS13での新機能に関する記事、12月にリリースされたRuby2.7についての記事、さくっとゲームを作る方法を解説している記事などおもしろそうな記事がいろいろありますので、ぜひお手に取ってみてください。
よろしくお願いいたします!
今回このような貴重な機会をくださった方、記事の内容を校正してくださったりレビューしてくださった関係者の皆様方、アドバイスをくれたり応援してくださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
とても嬉しかったですし、勉強になりました。
ありがとうございました。